私たちにはやっぱり「本屋」が必要だ

お金の使い方

女性セブン2025年11月6日に「私たちにはやっぱり「本屋」が必要だ」という特集があり、

「リアルな書店だから得られる体験、本の質感、重み、紙のにおい、手にとった時に感じる厚み、二次元では感じ取れない、五感で味わうさまざまな魅力が、本には詰まっている。
 だからこそ、できることなら書店を訪れて実際に本を取ってほしい。
 本の中には、いくつもの世界が詰まっている。誰とでも、どこででも、いつでもつながれる時代になったいま、むしろ私たちの視野はせまくなっているのではないだろうか。
 視野を広げて過去を知り、いまを見つめて、未来を生きるために必要なものは本に、そして、本が並ぶ書店にあるのだ。」

という熱いトーンで「書店の魅力と必要性」について語ってました。

私もFIRE後に一番楽しんでいるのは「書店巡り」で、1日に3〜4軒、1ヶ月だとのべ100回くらいは書店に足を運んでます。大抵の都心の書店には毎月1度は訪れている状態です。

よくサウナ好きな人が「ととのう」という言葉を使いますが、私の場合「書店でととのう」ことが多いです。書店に行くと店内を隅々まで歩くのですが、そうすると徐々に「ととのう」のです。

FIRE後も自分の関心は日々変化するのですが、書店の書棚も日々変化し、私の関心に対応した本も大抵あるわけで、書店を歩きながら、そういう本と偶然出会い、手に取り、目次を眺めます。

そんなことを繰り返すうちに、徐々に自分の関心や思考も整理され、心が整い満たされます。

実際に手に取り、気になった本は、私の場合、値段を見ずに即買います。新刊書はどこで買っても同じ値段という日本の流通も背景にありますが「買って損した」と思うことがほぼないからです。

たまに古い本などで、大きな書店でも見つからない場合、アマゾンを使うことはありますが、ほとんどの本は書店で買ってます。今、通っている書店ができるだけ長く存続することを願ってます。