日経電子版2025年10月20日に、
「勝負に例えるなら、米国の交渉手法はポーカーに近い。自分が強い手札を持っているかのように振る舞い、相手に圧力をかける。それでも屈しなければ、はったりや脅しをさらに強める。
ポーカーの勝敗は、1ゲームにつき数分で決まる。勝つために求められるのは、とっさの判断力や度胸だ。米国は各国との通商交渉をポーカーに見立て、次々と細切れの勝利を積み重ねようとしている。
これに対し、中国が取り組んでいるのは囲碁だ。囲碁は盤上で黒と白の石を交互に打ち、相手よりも広い領域を囲い込んだ方が勝つ。
石を打つ場所は361カ所にのぼり、プロの試合は数時間におよぶ。勝敗を決めるのは瞬発力ではなく、忍耐と長期の戦略だ。」
とありました。確かにそんな比喩が当てはまるような展開になってますね。
今回は米国から仕掛けて、既に米中は「経済戦争」状態になってしまいましたが、それが台湾有事などの「武力戦争」まで発展しないことを祈るばかりです・・・

