50歳からの美食入門

お金の使い方

「50歳からの美食入門」(大木惇夫著・中公新書クラレ)という本を読みました。

「平日はほぼレストランに足を運ぶ生活を長い間続け、30年以上にわたってあらゆる種類の外食を経験してきました。
 そんな日々の中でいつも思ってきたのが、なぜこんなに楽しいことをもっと多くの人が体験しないのだろうということです。
 例えば東京は世界一の美食都市といわれていて、実に13万軒以上のお店が存在します。その中には値段やジャンルにかかわらず、素晴らしくいいお店がたくさんあります。」

とありました。著者はグルメ雑誌の編集者だそうです。

私も、現在最もお金を使っているのが「外食の快楽」(記事はこちら)なので、内容は共感できる部分が多かったです。本当に素晴らしいですよね、大好きなレストランで過ごす時間。

私がFIRE生活で、もっとも頭を使っているのも「レストランのスケジューリング」です。「変化」と「頻度」に細心の注意を払い、効用最大化を目指して、毎月スケジューリングしてます。

もう既に現在の場所に住み始めて20年以上経つので、いきつけのレストランも20年近い付き合いのお店が多くなってきました。何軒かは月に何回も会うので、家族?に近い感じです。

飲食店は諸行無常が激しくて、20年以上続くのは奇跡に近いと思うのですが、「特別ななにか」を持った愛すべきお店が東京にはたくさんあるので、これからも思いっきり楽しもうと思います。

一点違和感があったのが「日本人の7、8割がメインに牛肉を選ぶので多くの料理人が嘆いている」という箇所。私の場合、豚や鶏や鴨が圧倒的に多いので、え!?と衝撃を受けました・・・