何が好きかは意外と自分でも分からない

お金の使い方

日経新聞朝刊2025年10月6日に確定拠出年金アナリストの大江加代氏が、

「勤め人にとって「定年」や「再雇用終了」は、役割を果たし存在意義を確認できる場を失うことを意味する。
 その痛みを和らげるには、自分を認めてくれる新たな居場所を持つことが大切だ。趣味でも仕事でも、自分にとって居心地の良い場所。それは業務のように与えられるものではなく、自分で探しに行くしかない。
 意外に難しいのは、何が好きか、何が居心地が良いか、自分でもわからないことだ。やってみなければ見えてこない。
 先日は絵本の展覧会に行ってきた。きっかけは友人から良かったと聞いたことだった。関心を持ったら動くことを実践した。期待以上の内容で満たされ、この分野が好みなのだと確認できた。」

と書いてました。

この「何が好きか、何が居心地が良いか、意外と自分でもわからない」は私も経験しました。

私もFIRE直後から、自分の仮説に基づいて「快適なFIRE生活」実現のために色々トライしたのですが、まさか自分がこんなに「書店」が好き(毎日3〜4軒通う)だとは思いませんでした。

一方、FIRE前は関心の強かった雑貨店等の「モノ」に関する商業施設は、自分にとっては週1回程度行ければ十分だったり、色々とまさに「やってみなければ見えてこない」でした。

また関心も日々変化していくので、もし気になることがあったら、なんでも気軽にトライして、その際「今、自分は快適だと感じているかどうか」をしっかりキャッチすると良いようです。

私にとって「FIRE生活」は完成形が無く、きっと永遠に「無常」なんでしょうね・・・