「自由を愛せるか」とFIRE

お金の使い方

先日、参加したとある会合で、50歳前後のサラリーマン(男性)の方が、

「資産がかなり増えたので、妻に会社を辞めてもいいか、と聞いたら「辞めてもいいけど、何するの?」と聞かれて、確かに自分には会社を辞めたら「やること」がないことに気付いた。
 「辞めたらアルバイトでもしようかな」と言うと、今度は子どもたちに全力で止められた。
 家族以外の人間関係も会社関係が殆どで、同僚とは仲良く飲みに行ったりもするので、このままサラリーマンを続けるのが良いのかな、と今は思っている。」

と話されていて、すごい「サラリーマン脳」の人だなぁ、とある意味感心しました。長く続いている「株高」を背景に、今回出会ったようなタイプの方が増えているのかもしれません。

「サラリーマン脳」とは「全てにおいてパッシブ(受け身)な状態」ということで、それ自体が悪いというわけではありません。

むしろサラリーマンは、自力で考えて行動するより、指示や決定通りに動く方が、多くの場合、生存や出世の確率が高まります。つまり「サラリーマン脳」は環境最適化の結果とも言えます。

私は「FIRE」の適性は「自由を愛せるかどうか」が最大のポイントだと思ってます。

FIREすると「サラリーマンとしての時間」がほぼ全て「自由な時間」になります。何をするかも全て自分の裁量で決定できますし、その結果も全て自己責任です。全て「自由」なわけです。

「自由を愛せる人」は、その「自由」のあまりの素晴らしさに、サラリーマン時代にいくら高収入でも「なんでお金の為に自分の時間を切り売りしていたんだろう」と振り返ったりします。

特にFI(経済的自立)実現以降に働いた期間については「あまりにももったいなかった。もっと早くFIREするべきだった」と後悔までしたりします。それほど「自由」に価値を感じるわけです。

一方、「自由を愛せない人」がいることも事実です。その孤独や責任を回避したがったり、他人からの指示で行動する方を好んだりする人です。「サラリーマン脳」もその一種と言えるでしょう。

そういう人は「FIRE」などせず、なるべく長くサラリーマンを続けた方が良いかもしれません。

ただ、どんなサラリーマンも、いずれ「定年」という「強制解雇」により、必然的に「自由」と向き合うことにはなるのですが・・・

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