日経新聞朝刊2025年8月19日に「家庭紙が値上がりしている」という記事ありました。
我が家の場合「トイレットペーパー」「ティッシュペーパー」「キッチンペーパー」が家庭紙として大きいのですが、日本の市場規模はそれぞれ「2000億円」「800億円」「300億円」だそうです。
「トイレットペーパー」は物流費抑制と利便性向上を背景に「倍巻」がトレンドだそうで、既に全体の40%を占めるそうです。ただ4割ともなると「何の倍巻なの?」状態ではある模様。
「ティッシュペーパー」は包装紙をビニールパックに簡素化した「ソフトパック」がトレンドだそうで、こちらも物流費抑制と捨てる時の利便性向上等を背景に全体の20%になっているそう。
もともと「ソフトパック」は中国やインドネシア原産の安価なペーパー輸入からスタートしたそうですが、今では品質が高いとされる日本産も増えて激戦化しているようです。
我が家では「トイレットペーパー」と「キッチンペーパー」はイオンのPBを使っているのですが、「ティッシュパーパー」は品質を理由に日本製紙の「クリネックス」を使ってました。
それが近所のイオンで最近「クリネックス」が店頭から無くなり、大王製紙の「ソフトパック(日本産)」に変更されてました。時代の流れですかね。今度「ソフトパック」を試すかな・・・
家庭紙は、2022年〜23年に「原燃材料費の高騰」で3割上昇した後、しばらく横ばいが続いていたのが、「物流費」「人件費」の上昇などを理由に再び値上げ基調にあるそうです。
日本ではここ数年、色々なものがインフレしてて辛いですが、新聞を読み、店頭を観察していると、それぞれの経済学を実感できて面白くはありますね。特に小売の現場は本当に面白い。
私はどうもFIRE後は「株価より値札」に興奮する体質に変化しつつあるようです・・・(苦笑)