限りある時間をたしなむ

お金の使い方

日経新聞朝刊2025年8月16日に30代でステージ4のがんになった谷島雄一郎さんが、

「ステージ4のがんと向き合い〝防戦〟して13年。残された時間で必死に価値を生み出し残そうとしてきた。娘のためにも。でも亡くなる仲間が増えるにつれ、考えが変わってきた。成果ではなくプロセスが大切だ、と。骨肉腫の10代の仲間は死が迫っていることを知りながら、最後まで大学の受験勉強に打ち込んだ。自分の人生を生きることを教わった。
 がんだけでなく世の中が、不平等で理不尽な側面を強めている。どんなに理不尽でも、自分の人生を諦めない姿勢は尊く美しいと思う。誰も何かしら限られている。達観などできないが、がんになったことも含め、人生を肯定して慈しみたい。そのように「有限をたしなむ」ことが生きることではないかと感じている。」

と書いてました。この「有限をたしなむ」という考えはFIRE生活でもとても大事だと思います。

私がお会いするFIRE民でも人生をまるで「ゲーム」のように考え、様々なことに部分最適し「最高得点」をとろうとされている方がいます。特に「資産最高額」に執着し続ける人が目立ちます。

FIREしているのですから「資産形成期」は終わって「資産活用期」に入ったという認識を持つべきで、必要以上に資産を増やすことは無意味だし、むしろ資産活用ができてないことになります。

私は人生は「ゲーム」ではなく「はかなくも限られた時間」だと思います。特に「時間」と「集中力」は極めて限られたリソースであり、それを何に振り向けるのか考え抜くことが大切です。

「お金の使い方」は「時間の使い方」と密接に関連するので重要ですが、「資産運用(お金の増やし方)」はリスクを抑え、シンプルで時間と手間のかからない方法で十分ではないでしょうか。

「不完全主義」(記事はこちら)でもありましたが、「本当に大事なこと」に限られた時間と集中力を振り向け「今その瞬間」をしっかり堪能することが人生で一番大事なことだと私は思います。

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