私は50歳から75歳まで支出の右肩上がり(記事はこちら)を計画してますが、それは「通常支出」の話であって「特別支出」をどう考えるべきか、というのはFIRE後も少し不明瞭でした。
私にとって「特別支出」とは、
・特別な医療費(多額かつ一時的な医療費、ここ5年では「白内障手術(多焦点眼内レンズ)90万円」や「インプラント70万円」などがありました)
・特別な旅行代(おそらく一生に一度の旅程で多額の費用がかかるタイプの旅行)
・買い替えサイクルが20年以上の家具・家電(20年以下のものは「通常支出」に織り込み済)
・住宅リフォーム代(快適な終の棲家にする為の自宅マンションのフルリフォーム代など)
といったものが当てはまります。
最近考えているのは、「特別支出」をある程度マーケットリターンと連動して予算化すると面白いのではないだろうか、ということです。
具体的には、私の場合、将来シミュレーション(記事はこちら)でオルカン「年率+5%」を中間シナリオにしています。「年率+5%」を超えた場合、金融資産は想定より上振れることになります。
この「超過リターン」発生時に、「特別支出」を予算に組み込んでいくと、必要以上に金融資産を増やすこともなく、プラスαの「効用の拡大」が期待できるのではないかという考え方です。
ただマーケットは変動が激しいので、毎年ではなく「5年単位」にし、私の場合「55歳/60歳/65歳/70歳」をチェックポイントにして、次の5年間の「特別支出予算」を考えるのが良さそうです。
もちろん「特別な医療費」などは制御不能な面もあるので、そこは臨機応変に対応するとして、「超過リターン」が発生した場合にどんな「特別な旅行」や「特別な家具・家電購入」や「特別な住宅リフォーム」を実施するのか、市場動向を眺めながら日々考えるのもなかなか楽しそうです。
もしマーケットが不調な場合でも「通常支出」は右肩上がりなので、それはそれで良いでしょう。
このアイディア、次のチェックポイント(55歳)まであと4年あるので、しばらく頭の片隅において、うまくワークするかや具体的な運用方法について考え続けてみようと思います。
そんなわけで、私の「家計簿カテゴリ」(記事はこちら)は「特別」を追加して下記にしました。
大項目 | 中項目 |
衣 | 衣服 |
美容院・理髪 | |
医療 | |
食 | 外食 |
食料品 | |
カフェ | |
住 | 住宅 |
光熱通信 | |
日用品代 | |
娯楽 | 旅行 |
エンタメ | |
ガジェット | |
特別 | 特別医療 |
特別旅行 | |
特別ガジェット | |
特別リフォーム |

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