新時代の節約術

お金の使い方

クロワッサン2025年8月10日号の「新時代の節約術」特集でFPの内藤眞弓さんが、

「家計簿をつける目的は節約そのものではありません。自分が望む暮らしを、最期まで続けるのには、どれだけお金が必要か。家計簿はその全体像をつかむための「設計図」なのです。
 まず把握するべきは、生きていく上で必ず必要になる「ライフライン支出」。加えて、自分らしい生き方を形作るお金も、家計簿の中で明確化する。
 こうして「何にいくら使ったのか」を可視化することで、自分にとっての必要・不必要が自然と見えてきます。それが無理のない節約や貯蓄につながります。」

とコメントしてました。確かに「何にいくら使うか考え抜く」一番大切ですよね。

ところが、マネーリテラシー高めのFIRE民と話していても「家計簿」をつけている人が意外と少ないことに驚きます。中には「足りなければお金を増やせば良いんだよ」と言う人も(苦笑)

しかし、イーロン・マスク含めすべての人にとって「お金は有限」です。つまり限られたリソースをどう配分するかを明確にしないと、いつまでも漠然とした不安から解放されないわけです。

そして、「お金の使い方」を考える上で、予算はアートの側面がありますが、実行はデータとロジックの世界です。つまり「数字」の世界です。なので、徹底的かつ具体的に考えることが大事です。

要は「様々な数字が頭に入っていて瞬時にシミュレーションできる状態」までもっていくことで、初めて「お金の使い方」の高い解像度が実現し、真の意味で「お金の不安」から解放されます。

もちろんそのレベルまでいきなり到達するわけではないので、やはりスタートは「家計簿」をつけることからです。幸い現在「家計簿アプリ」がとても進化していて、手間はかなり限定的です。

「キャッシュレスの浸透」「家計簿アプリの進化」など「家計簿」に関する環境はかなり良くなっているので、「支出解像度100%」(記事はこちら)にトライする価値は十分あると私は思います。

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