「0.75倍速健康法」(工藤孝文著・フォレスト出版)という本を読みました。
「生産性や効率性を追い求め過ぎている現代社会では自律神経の不調が頻発している。
自律神経は「戦闘モード」(アクセルの役割)の交感神経と「リラックスモード」(ブレーキの役割)の副交感神経で構成されるが、そのバランスが崩れると体調に異変が起こる。
理想はどちらの神経も優位でない「中庸(ニュートラルな状態)」を保つことである。
その為には、一見無駄に見えるようなことも意識的にじっくりと行う「0.75倍速行動」を実行することが大切だ。現代社会に蔓延しているせかせかとした倍速行動は極力少なくするべきだ。
人間の生活リズムは「サーカディアンリズム(概日リズム)」という、日の出とともに起床し狩りや漁に励み、日が沈むと休息を取るというパターンを原始時代から続けてきた。
原始人が生活していた頃から現代社会までを24時間とすると、産業革命からの時間は1分、インターネットが誕生してからは数秒に過ぎない。つまり人間はほぼ原始時代のままなのである。
生産性や効率性の追求を否定はしないが、それにより心身が疲弊し、人生の喜びを味わえなくなれば、それは人間という文化的な生き物にとって、本末転倒ではないだろうか。」
という内容が書かれてました。今の私にとっても、ほぼ違和感の無い中身でした。
FIREすると、どんどん「サーカディアンリズム(概日リズム)」になっていくのが実感できます。日の出(夏は5時ごろで冬は7時ごろ)に自然と起きるようになり、夜は早い時間に眠くなります。
自然と自律神経のバランスも整い、ゆったりとした行動(0.75倍速行動?)を好むようになったような気がします。ただ、ちょっと副交感神経優位過ぎるかもと思うことも多いですが(苦笑)


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