anan2025年6月11日号にeumo代表・新井和宏氏が「幸せとお金の関係」について、
「お金に関する価値観は十人十色ですが、ほとんどの人に共通するのは「お金は大切にしないといけないもの」という概念だと思います。
お金を大切にするとはどういうことなのかを考えてみると、自分が幸せになるために使うことに尽きるのではないでしょうか。
人は幸せになるために生きるのであって、お金のために生きるのではありません。
お金はあくまでツールで、それをうまく使いこなして幸せになることが重要なはずなのに、使い方がわからず、お金が目的になってしまっている人が多いと感じてます。
お金に関する不安が解消されたという人が世の中に少ないのも、自分が幸せな人生を送るために必要なお金がいくらなのか、イメージができていないからに他なりません。
人は漠然とした不安があるとお金を貯めようとしますが、その考え方だと不安が解消されるまで貯め続けることになります。
自分が幸せになるために必要な金額を具体的に考えること、その前提として自分にとって持続可能な幸せの定義を見つけていくこと、が大事なのだと思います。」
という内容を書いてました。とても良くまとまっていて、私も同じような意見です。
新井和宏氏は鎌倉投信などを経て「共感資本主義」を掲げる「eumo(ユーモ)」(持続的幸福を意味するギリシャ語)というNPOを立ち上げた方ということです。
私もこのブログで繰り返してますが、「自分と家族にとっての「幸せ」を定義して、その為に必要なお金の使い方と具体的金額を明確化していく」、それは一見遠回りに見えるのかもしれませんが、大いにチャンレンジする価値がある大切なことだと思います。
その具体的な思索や作業の中で「FIRE」という選択肢も重要な意味を持つのだと思います。

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