日経新聞夕刊2025年5月20日によると、
「東京都は今夏4ヶ月間の一般家庭向け水道基本料金を無償化する方針を固めた。
860〜1460円程度が無料になる。物価高騰下の光熱水費を下支えすることで、エアコンの使用などを促し熱中症予防につなげる。事業費は400億円規模となる見込みだ。」
ということです。先日エアコン買替の際、都省エネ補助金7万円分を値引きされた時も思いましたが、東京都は税収増もあり随分とお金が余ってるみたいですね・・・
我が家の場合、基本料金1170円×4ヶ月で「4680円」の水道費用削減となります。少し2025年の「住」(住宅・光熱通信・日用品)関連が予算超過気味だったので、ナイスアシストではあります。
東京都は水道料金自治体ランキング(2021年)でも上位10位以内に入るなど比較的水道料金は安価ですが、なんと「少なくとも向こう40年(!)は上がらない見通し」らしいです。
その背景には(1)人口が1400万人と多い(2)市町村単位でなく東京都が一括で水道事業を管理している(3)企業債(企業からの借金)活用に余裕がある、の3つがあるとのこと。
企業債は1968年には水道収益の67%(5480億円)を占めていたのが、返済が進み2018年には8%(192億円)までその比率が下がったということです。
様々なモノやサービスが値上がりしている中、東京の水道料金は安定が際立ってますね・・・

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