ドトールと機能性

お金の使い方

日経新聞朝刊2025年4月25日にドトール・日レスホールディングス社長・星野正則氏のインタビュー記事が載ってました。

「24年12月に価格改定しましたが、客数はほぼ維持しています。単純な価格転嫁はなるべく避けたいのでしばらく耐えてました。『ドトール』は『安い・早い・おいしい』という機能性で売ってきた業態です。『おまえもか』と言われたくない気持ちはあります。
 顧客の滞在時間が長くなる傾向は客単価も上がっているので一長一短です。日本のお客様はすごくマナーが良い。勉強や仕事をしていても『長居したら店に悪い』とおかわりをしてくれたり、さっと出て行ったりする方がいます。席料みたいな形は現時点では考えていません。」

とコメントしてました。私もドトールを愛用してますが、たしかに「安い・早い・おいしい」という機能性を十分実現していると思います。

堪え性無く値上げするお店が増えている中で「顧客志向」だなという印象です。

私は平日午前中に「新宿ビル店」「池袋グリーン大通り店」「渋谷3丁目北店」「京橋中央通り店」「有楽町駅前店」「淡路町店」「小川町店」「神田中央通り店」などを頻繁に利用してます。

どの店も平日9時を過ぎると混雑も一巡し居心地が良く、快適に過ごせてます。特に「淡路町店」は店長が前線に出ていることが多く、挨拶も気持ちよく、トイレも清潔なので、いつも感心しています。

ただ、社長が指摘するように日本人客のマナーは概ね良いのですが、最近ドトールでも外国人客が増えており、必要以上に大声で話したり、食後に片さずお店を出たり、なんだかな・・・と思う機会も多くなってます・・・

ユニクロもそうですがドトールのように、機能性を真摯に追求している顧客志向の日本企業は今後もその路線をぜひ維持してもらいですね。

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