新しくなった「新・貧乏は金持ち」(橘玲著・プレジデント社)を読み始めました。
早速ぞっとした箇所がありました・・・
「街の真ん中に大きな映画館があったとしよう。人気の映画が上映されていて、館内は立錐の余地もないほど超満員で、映画館の外には入場を待つひとが列をなしている。
ところがこの映画の上映時間はものすごく長くて、待っているひとたちはいつまでも経ってもなかに入ることができない・・・
1990年代以降の日本社会は、この映画館のようになってしまった。より正確にいえば、この映画館は少しずつ縮んでいて、出口付近でしがみついていたひとが次々と外に押し出されていく。
そしてたいていの場合、上映されている映画はものすごくつまらない。観客の目的は映画を楽しむことではなく、映画館の中にとどまることだからだ。」
という記述で終身雇用・年功序列を維持できなくなった当時の日本企業の内実がうまく比喩されています。
私も大手日系電機メーカに新卒で勤務したことで、その現場に居合わせることになったのですが、なんなんですかね、あのどうしようもない閉塞感って・・・
今思い返してもちょっとぞっとします・・・もしかしたら40代50代事務職ではその物語はまだ続いているのかもしれませんが・・・


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