日経新聞2025年3月16日でキッコーマン名誉会長の茂木友三郎氏が、
「米コロンビア大学経営大学院で学んだ際、価格競争は最後の手段であり、避けるべきだと教えられた。品質や特徴など価格以外で勝負せよということだ。価格競争は自ら努力して創った付加価値を一瞬で壊す。経営者は慎むべきであり、反省しなければならない。ダイエー創業者の中内功さんは『価格破壊』をめざしていた。流通過程のムダを排してコストと価格を下げて還元する考えが根底にあり、消費者目線で素晴らしいものだった。効率化が進んでも日本は安く売ることだけが独り歩きし価格競争が続いたのは残念だ。」
とコメントされてました。果たして「価格競争」は本当に悪なのでしょうか。
ダイエー創業者の「流通革命」以外にも、松下電器創業者の「水道哲学」(家電製品を水道水のように普及させようという考え)や、ユニクロの「Life Wear」(究極の普段着)による衣服の合理化等、日本の歴史を振り返るだけでも、革新的企業による「価格破壊」は人々の生活を大幅に改善しました。
単純な「価格競争」だけでは企業側が消耗するだけで悪い面もあるのでしょうが、生活に革新をもたらすような「価格破壊」であれば、我々消費者は大歓迎ですよね。

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