日経新聞朝刊2025年1月18日に山田知明・明治大学教授が、
「経済格差というと、多くの人は『年収格差』や『資産格差』を思い浮かべますが、所得や資産はいずれ使う為にあります。支出・消費が最終目的なのです。よって人々の経済活動の格差やそこから生じる社会厚生への影響を測るには、『消費格差』が重要となります。」
と書いてました。
同時に「年収や資産は正確な数字がわかりやすいですが、支出額は正確に家計簿をつけている人でない限り、厳密な数字はわかりません。本人ですらいくらお金を使っているか正確に把握できないのですから、研究者が正確に把握するのは困難です。」とも述べてました。
これ大事なポイントですね。「何にいくら使うか考え抜くこと」と「支出解像度100%」(記事はこちら)が実現すると、人生の質(QOL)が大きく上がると思います。おすすめです。

にほんブログ村