日経新聞朝刊2025年2月5日に「身近なインフレ、利上げを誘う」という記事があり、
「総務省がまとめた生活必需品で構成された物価指数は2024年12月に前年比「+5.4%」増と高い伸び率だった。更に1ヶ月に1回程度以上購入の品目で構成された指数は前年比「+6.8%」増となっている。
JPモルガン証券のエコノミストは、『政府の物価高対策が企業による価格転嫁を遅らせてきた。今後、補助金を縮小するガソリン価格や運送費、タクシー料金などが切り上がる余地があり、コメ価格も外食や加工食品の転嫁は始まったばかりだ。』とし、
みずほリサーチのエコノミストは『家計の予想インフレ率は食料品やエネルギーといった購入頻度の高いモノの価格の影響を受けやすい。消費者のインフレ実感を高めるためだ。』とコメント。」
という記述がありました。これもあり、マーケットでは、日銀の利上げペースが上がる可能性を織り込み始めているとのです。
確かに生活必需品等の身近な物価が、日銀の物価目標「年+2%」増を大幅に上回ってますものね・・・借金を抱えている方には申し訳無いですが、私としても利上げを急いでほしい・・・
以前も書きましたが(記事はこちら)、私の個人的な体感インフレも加速しています。
2025年1月の個人食費(外食・食料品・カフェ)が確定したのですが、「24,785円」と2024年平均の「+8.6%」増でした。ドトールのアメリカンS(+30円)値上げや、様々な飲食店のランチ値上げが影響しています。
今後の私の個人的リスクは、ユニクロの価格戦略変更(証券アナリストによるとユニクロも年300億円程度のコスト増に苦しんでいて値上げを検討しているとのこと)、ラグジュアリー関連(旅行や高めのレストラン)の更なる高騰、インターネットサービス関連費用の値上げ(Apple MusicやNetflix、AmazonPrimeなど)、マンション積立修繕金増、あたりでしょうかね。
2025年は受難の年になりそうですが、果たして2026年以降どうなるのか・・・

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