スリランカの仏教長老・スマナサーラ氏の本に、
「人はものごとを『主観』という檻の中から見ています。ありのままに観ることはできません。どちらかというと『あってほしいまま』にものごとを観察するのです。
真理を発見するためには、不動の固定概念や先入観になる檻をつくるのではなく、つくった檻を破らなければなりません。ものごとをありのままに観察する人は、つくった檻を一つひとつ破っていきます。
ありのままに観ることを始めたときから、人は心の自由と安らぎを感じます。そして、この自己観察を始めた瞬間から人生が変わって、気分も楽になるのです。時間はかかりません。」
とありました。この「ありのままを観察する」って結構難しくて、私もFIRE後は平日午前中は東京都心の街歩きをしているのですが、その途中で街や人を観察していると、様々な雑念が浮かんできて、そのまま、ありのままを観察することを妨げます。
私の場合、特に仕事の悩みや健康の悩みがあるとかではないのに、ありのままを観察するには至らないことが多いのですよね・・・だいぶリラックスして歩けるようにはなったので、もう一息かな・・・

にほんブログ村