億までの人億からの人

お金の使い方

「億までの人億からの人」(田中渓著・徳間書店)という本を読みました。

著者は、ゴールドマン・サックス出身の投資家ということで上昇志向強めの自己啓発本かな、と思ったのですが、内容は富裕層の実態や習慣をなるべく客観的に描こうとしている比較的良心的な本でした。

「人間が変わる方法は3つしかない。『時間配分』を変える。『住む場所』を変える。『付き合う人』を変える。ーーということを、大前研一氏は述べていますが、私は4つめの方法として『習慣化』もあると思ってます。」
「『習慣化』は最強の武器です。ポイントは、習慣化するまでは、意思の力をできるだけ使わないように、きちんと仕組み化することです。そして、自分のルーティンを決めたら絶対に変えず、習慣化がもたらす複利の効果を享受することが大切です。」
「24時間の使い方を棚卸し、『見える化』しましょう。毎日のリズムを変え、ダラダラしながら過ごす方が一見楽に見えますが、現実はその真逆。1日のリズムを崩さず、決められたペースで過ごしてみると、驚くほどストレスが軽くて済みます。」

といったあたりが印象的でした。ただ、著者本人の習慣・ルーティンが「朝3:45に起きて、『25km走る』『60km自転車に乗る』『7000m泳ぐ』という超ハードな運動のどれかを実行している」というのはどうなんだろうと思いましたが・・・


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