週刊新潮2024年11月21日号に精神科医・和田秀樹氏のコラムが掲載されてました。
「私たち精神科医が患者の治療で大事にしていることに、『かくあるべし思考』の人を少しでも雑にするということがあります。
『これもあり』『あれもあり』『理屈どおりにいくとは限らない』と思ってもらえるように導くことが大事なのです。
世の中に完全ということが無い以上、『このくらいはいいか』と思えることが大事で、余計なことを気にしすぎると、免疫力低下やうつ病のリスクも上がり、結果的に元気でなくなってしまいます。
上手に歳を取るとは、合格ラインを少しずつ下げていくことだと思っています。」
という趣旨の内容でした。「細かいことを気にしすぎず、少し雑にする」は大事かもしれません。
「もっとみんなおおらかになればいい」(記事はこちら)でも書きましたが、個人だけでなく、世間ももう少し「おおらかさ」に寛容な方が、日本全体が元気になるようにも思いますかね・・・
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