少し興味があって、図書館で借りた「老後の住まい」の本で、介護度から見た「老いる」の具体的段階についての記述がありました。
(1)家庭管理能力の低下(要支援1〜2)
家庭管理能力:日常生活を送るための家庭管理
・調理 ・買い物 ・洗濯 ・掃除 ・ゴミ出し ・衣服等の管理 ・家計管理 ・住宅、庭の管理
(2)日常生活能力の低下(要介護1〜3)
日常生活能力:日常生活を送るための基礎行為
・衣服の着脱 ・体の清掃(洗面、歯磨き、入浴等) ・整容 ・外出(通院、デイサービスセンター等) ・TV、ラジオ ・新聞、雑誌 ・読書 ・趣味、娯楽、教養 ・コミュニケーション(電話、交渉等)
(3)生命維持に全介助が必要(要介護4〜5)
生命維持能力:生命を維持するための必要行為
・食事 ・排泄 ・睡眠
幸いなことに、今のところ親も自分も「健康」なので、普段、特に介護を意識することはないのですが、当たり前にできていたことが出来なくなるというのが「老い」なのだな、としみじみ思う記述でした。
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