英哲学者のバートランド・ラッセルは「幸福論」で、
「幸福とは自分で獲得するものである。そのために自分自身でなく社会に関心を向けよ。
何かに情熱を傾けられる対象を見つければ、『世の中は案外楽しめる』し、まして死のうとか人を傷つけたいとかネガティブなことも思わないはずだ。」
という趣旨の主張をしています。
現代社会を見回してみると、インターネットが普及し、安価なサブスクリプションで、ストリーミングによる「娯楽」(音楽・映画ドラマ・スポーツ観戦等)がいくらでも手に入ります。
つまり、「何かに情熱を傾けよう」と思えば、現代では安価にいくらでも追求することが出来るわけです。それを自覚することが、現代における「幸福な人生」の土台になるのかもしれません。
また、「情熱を傾け楽しむ」ことの源泉は「好奇心」だと私は思うので、自分の中に日々芽生える「好奇心」を大事にして、社会に関心を向け続けることも重要になりそうです。
ラッセルの「幸福論」は興味深いですね。今後も繰り返し読んでみようと思いました・・・
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