在宅勤務の駆け引きとFIRE

お金の使い方

日経新聞夕刊2024年9月17日によると、

「英国ロンドンの『オフィス回帰』が遅れており、出社日数は週5日のうち2.7日で主要6都市で最低水準であった。ロンドンでは週に0〜2回しかオフィスに出勤しない労働者が全体の4割を占めており、働き手が在宅を求める背景には、通勤費の高さがある。ロンドンの地下鉄の初乗り運賃は約500円と主要都市の中で最も高い」

という記事がありました。通勤費も大きな理由とは思いますが、出社しなくて良いルールならなるべく出社したくないというのがロンドンの労働者の本音なのかもしれません。また別記事で、

「米国の話だが、在宅勤務中にパソコンの動きを偽装して働いているふりをしたとして、銀行が十数名の社員を解雇したという報道があった。マウスが動いているように見せかける機器があるのだそうだ」

という記述もありました。世界中で在宅勤務を巡って様々な駆け引きがされているようです。

私もサラリーマン時代、コロナ禍を契機に在宅勤務を経験しましたが、通勤しなくて済むという気楽さはあるものの、様々なルールが追加されていき、中途半端な制度と自由だなぁ・・・と思ってました。そして会社はその後、在宅勤務日数を更に制限し制度は縮小していきました。当時は在宅勤務が継続するならFIREを急がなくても良いかな・・・と思ったこともありました。

でも実際FIREしてみると、やっぱり全然違うんですよね・・・真の自由と偽の自由の違いというか・・・例えば、私はサンセットジョギング(記事はこちら)を夕方に習慣化しているのですが、走りに行く時間を自分で自由に決められるっていうのが当たり前になると、もはやそれを他人に制限されるのが耐えられないですね・・・FIREを一度経験すると在宅勤務可でも戻れないサラリーマンの世界かもしれません・・・

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