図書館で借りた「ようこそ、2050年の東京へ」(榊淳司著・イースト新書)という本を読んでいたら、
「『そこにいなければ得られない』何かが東京にあれば、この街は引き続き人を惹きつけ続けるはずだ。それを具体的に考えると「文化や芸術、エンターテイメント」であろう。
ミュージカルを自宅のテレビで見るのと、劇場で鑑賞するのとでは、得られる感動の量と質が圧倒的に違う。アーティストによるコンサートやライブ、スポーツの試合、絵画の鑑賞など、様々なエンターテイメントは、そこにいることでより激しく心を揺り動かされるのである。
また、会いたい人と会ったり、食べたいものを食べたりする。行ってみたかったレストランに行く。こういうことはすべて、「そこにいる」ことが必要なのである。飲んで、食べて、踊って、唄って、話して、楽しむ消費は東京の独壇場である。
東京という街は世界で最も多彩で奥深く、こういった芸術や文化、様々なエンターテインメントを提供してくれる街だ。それはきっと2050年でも変わらないであろう。それどころか、今よりさらに高い水準で娯楽のメニューを増やし、中身を濃くしてくるのではないか」
私自身、今後も東京で暮らすつもりなので、この著者の予測が当たるといいな・・・
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