日経新聞朝刊2024年8月24日の精神科医大野裕氏の「こころの健康学」を読んでいたら、
「毎週のコラムのネタを常に探していると、ネタが結構、身の回りに落ちていることに気づく。何か題材がないか考えながら生活をしていると、毎日自分が多くの貴重な体験をしていることにも気づく。
ストレスを感じる出来事もあれば、うれしくて気持ちが明るくなる出来事もある。平凡な毎日に思えても、丁寧に見ると、自分がたくさんの体験をしている。
これは誰も同じだ。まわりに目を向けると、皆がそれぞれ、さまざまな体験をしながら生活していることに気づく。しかも、そこから生きていくのに役立つ色々なヒントに気づける。私たちは誰も、無駄な時間を過ごしてはいないのだ。
こうした気づきを伝えたいと考えてPCに向かうと、比較的スムーズに文章が頭に浮かんでくる。このコラムを書かせてもらっているおかげで日々多くの気づきが生まれ、生活が豊かになっていることを感じることができている」
とありました。とても心に響く、素敵な内容だなと思いました。
私もFIREを決断してからこのブログを始めました。最初はFIREしたら毎日何か一つはアウトプットすることがあった方が良いかな程度の気持ちだったのですが、大野氏の言及しているような効用が確かにあります。
もちろん日経新聞のコラムと個人ブログでは、負担感が全然違うとは思いますが、「気づき」を得られ、「生活の豊かさ」を実感できるという意味では、同等かもしれません。
FIRE生活をより豊かにする手段の一つとして、「ブログ」は相性も良く、おすすめです。
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