「本音」(小倉智昭・古市憲寿著・新潮社)という本を読んでいたら、70代でがんと戦っている小倉智昭氏が、
「老後の楽しみなんて本当に思い描いているほど楽しかないよ。お金を老後の為に使うとかっていって残すのもいいのかもしれませんけど、それより若いうちにやれることがあったら、やったほうがいい。
だって、海外なんて体が言うことを聞くうちに行かないと。今、僕に海外行けったって、行けないもん。ワインの美味しいとこ行ったって、自由に飲めないわけじゃない。
映画のDVDとかCDとか封を切ってない、ビニールでパックされたまんまのやつとかあるんだよ。後でゆっくり見よう、聴こうと思ってとってあったもの。それをそのまま風を切らないで死んでしまうんじゃないかって最近思うよね」
と述べてました。老後の予定は思うようにいかない、というのが小倉氏の意見だということです。
確かに、今「したいこと」で「できること」は先送りしない方が良いかもしれないですね・・・
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