日経新聞2024年8月1日夕刊を読んでいたら「子どもの『体験格差』、深刻に」という記事がありました。
最近の研究で、親の経済格差が、子どもの体験格差に繋がっているという分析があるそうです。
また、「体験を重ねずに育つと勉強や努力が将来どう役立つかを想像できず、意欲が高まらない場合がある。意欲の格差は学歴格差を生み、経済格差の固定化につながってしまう」という大学教授のコメントもありました。
子どもは与えられた環境で、自分なりの成功体験や失敗体験を繰り返して成長していくようにも思うのですが(子どもは勝手に育つものという考え方)、親や社会が多様な体験を用意することが、貧困連鎖を避ける為に必要だという考えもあるのですね。実際に、様々なNPO等が体験格差是正支援の活動をしていると記事でもありました。
「人は自由に生きるべきだ、でも平等も大切だ」というリベラル寄りの考えが背景にあるのかな・・・
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