AERA2024年7月22日号を読んでいたら、『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』の著者、三宅香帆氏の書店に関するコメントが載ってました。
「書店にいくことは、本への基本的なアプローチのようでいて、実は何より重要と私は思っています。今すごく書店さんが減っていて、なかなか難しい面もあるとは思うんですけど、でも書店さんに行くと、本を読みたくなるみたいな効果は確かにありますよね」
「書店に行けば、興味がある本が目に飛び込んでくる。書店へ行くだけで自分の状態をメンタリングするというか、理解できることもすごくあると思います。どういう本を読んでいいのかわからない時は、まず書店へ行ってみてほしいです」
誰でもそうだと思うのですが、関心事は日々変化していきます。三宅氏が指摘しているように、なるべく大きな書店へ行けば、その時の関心事にひっかかる本は必ずあるのではないでしょうか。
むしろ、自分が今何に関心があるのかはっきりしない時でも書店を隅々まで歩くと、自分の興味や関心の今がはっきり・すっきりすることも私はよくあります。
書店や図書館に通い本との出会いの数を増やして、常に好奇心をリフレッシュし、関心を持った本は手にとって「はじめに」や「目次」を読んでみて、そして更に気になるようなら購入したり借りてじっくり読んでみること、という流れだと自然に読む本も増えていくのではないかな、と個人的には思っています。それが書店と図書館の効用と言えるかもしれません。
そんな私は、FIREしていることを良いことに、丸善丸の内本店→紀伊國屋書店大手町店→蔦屋書店丸ビル店→八重洲ブックセンター八重洲地下店を1日で巡りました。書店依存症かも・・・(笑)
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