日経電子版2024年6月10日の記事「百貨店はなくなるのか 時代を読む目で生き残りの歴史」を読んでいたら、百貨店の面白い商品別の栄枯盛衰データがありました。
「百貨店」売上金額:1965年0.86兆円→1991年9.71兆円→2023年5.42兆円
「衣料品」売上比率:1965年42.9%→1991年40.3%→2023年26.8%
「食料品」売上比率:1965年17.4%→1991年19.9%→2023年27.3%
「雑貨」売上比率:1965年11.9%→1991年13.8%→2023年20.1%
百貨店では「衣料品」がものすごい勢いで売れなくなって、その代わり「食料品」と「雑貨」が伸びている構図なんですね。ちなみに「雑貨」は「富裕層やインバウンドが主なターゲットの宝飾品、美術品や化粧品などを含む」そうです。普通に想像する「雑貨」とはイメージが結構違います。
なので、本来、百貨店のターゲットであった富裕層以外の日本人(言わば「大衆」)は、いまや百貨店は「食料品」を買い物する場所になっているということなのでしょう。
確かに私も百貨店では、最近は「食料品売り場」にしか足を運ばなくなっています。
「衣料品」はユニクロとABCマートを使い倒すのを基本戦略にしたので・・・(一応、三越お帳場カード保有者なのですが、百貨店では5年以上衣料品を買ってないですね・・・)
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