結局何にいくら使えば幸せなのか?

お金の使い方

これが実際の「個人支出推移」です。我が家は共働きで、家族関係の生活費は基本折半出資なので、世帯ではざっくりこの倍くらいの規模になります。

ポイントとしては、2022年から「支出解像度100%」となり、2023年に「幸せな生活」を実現する支出を本格的に実行しました。

2023年は、しばらくコロナで行けなかった海外旅行を再開したことが一番大きな変数でしょうか。具体的な2023年(49歳)の個人支出金額結果は下記になります。

※「家族」は家族関係支出の私負担分、「個人」は純粋な個人支出分です。

<2023年個人支出実績>

月額(円)家族個人合計%
74,12421,06795,19140.1%
娯楽50,96436,64687,61036.9%
33,00933,00913.9%
21,57821,5789.1%
合計146,66790,722237,388100.0%

全体として2023年(49歳)は、試行錯誤で支出が拡大した面も大きいですが、今振り返っても、幸せな生活が実現出来ました。「人生を楽しみ」ながら「足るを知る」ことを達成したわけです。

それを踏まえて、作り上げた2024年(50歳)の「年初予算」は下記の通りになります。実際この数字の背景には自分・家族の価値観と支出額の果てしないせめぎあいがあったりしますが、結果だけ(笑)

<2024年個人支出年初予算>

月額(円)家族個人合計%
85,00025,000110,00044.0%
娯楽55,00035,00090,00036.0%
25,00025,00010.0%
25,00025,00010.0%
合計165,00085,000250,000100.0%

つまり、現在の物価水準では、私の場合「年300万円(月25万円)」あれば、「幸せな生活」が実現できることがはっきりとしたわけです。

このことがわかった時、不思議なことに、お金の「不安」や「ストレス」が大幅に減りました。以後、予算の範囲で、気持ちよくお金が使え、無意味な支出は限りなくゼロになりました。

それは、いくら金融資産が増えても、「お金の増やし方」を追求しても、感じたことの無い感覚でした。

お金の「不安」や「ストレス」を低減し、「幸せな生活」を過ごす鍵は、「お金の使い方」にあるではないでしょうか。

また、臨時支出や価格変動、必要なこと好きなことの変化、等の様々な「状況の変化」への対応も、こう予算を組み替えれば対応出来るのではないだろうか、と瞬時とは言わないまでも、少し考えればアイディアが浮かぶようになりました。

「状況の変化」に対して「不安」になることも、少なくなったような気がします。

さあいよいよFIRE決断の時が近づいてます。

その鍵は、私の場合「物価(インフレ)」だったのですが、次にFIRE決断を導いた金融資産シミュレーションについて見ていきます。

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